看板は、
単に情報を伝えるための「広告」ではありません。
建物の顔となり、
通りの風景を形づくる、
街の一部でもあります。
だからこそ私たちは、
看板デザインを
「目立てば良いもの」ではなく、
長く愛される存在として捉えています。
ロゴと文字だけではデザインは完成しない
看板デザインというと、
ロゴや文字の配置が注目されがちです。
もちろんそれらは重要ですが、
本当の意味で完成度を左右するのは、
背景との調和です。
これらを無視したデザインは、
一時的に目立っても、
違和感を生んでしまいます。
建物との一体感を考える
木目調の外壁に、
無機質な看板は合うのか。
コンクリートの建物に、
どんな色味が映えるのか。
看板は、
建物の素材や色を理解した上で、
引き立て役として機能する必要があります。
主張しすぎず、
埋もれすぎない。
そのバランスを丁寧に探ります。
周辺環境まで含めたデザイン思考
看板は、
設置した瞬間から、
その場所の風景になります。
こうした環境によって、
適切なサイズや色、情報量は変わります。
地域に溶け込みながらも、
必要な情報はしっかり伝える。
それが理想の看板です。
照明の角度と光の質
夜間にこそ、
看板の本当の表情が現れます。
照明の角度一つで、
見え方は大きく変わります。
昼も夜も美しい看板を実現するために、
照明計画まで含めてデザインを考えます。
「街に残るデザイン」を目指して
派手なデザインは、
一時的な注目を集めるかもしれません。
しかし私たちが目指しているのは、
何年経っても違和感のない、
街に馴染む看板です。
そんな存在であることが、
結果的にお店や会社の信頼感を高めます。
まとめ
看板デザインは、
広告である前に、
空間デザインであり、景観デザインです。
ロゴや文字だけでなく、
建物・周辺環境・光まで含めて考えることで、
初めて「意味のある看板」が生まれます。
年末のご挨拶
今年も一年、
多くのご縁とともに、
街に溶け込む看板づくりに携わらせていただきました。
心より感謝申し上げます。
来年も、
一つひとつの場所に向き合い、
長く愛されるデザインを大切にしてまいります。
どうぞ良いお年をお迎えください。